お正月飾りについて

あけましておめでとうございます。

新年は昨年いろいろあったことをとりあえずリセットして、新たな気持ちでスタートできてしまう、素晴らしい慣習だなと思っております。また、正月飾りなど見ると、お祝いの時期だなあという華やかな気持ちになりますね。

あと昔は車のフロントに、正月飾りを付けて走っている車をよく見かけましたね。門松も置いていたり、いなかったりですが、最近、木に興味が湧いてる私は、これも何で置くの?というまたまた知りたい欲求が湧き、調べてみました。

まず門松というのは、お正月に家の入口に立てられる一対になった松や竹の飾りで、長さを違えた3本の竹に松を束ね、梅の枝をあしらって荒縄で結んだものが一般的で、もともとは新年の神様を招くという風習があるために飾られたもので、神様が家に降りてくるための目印という意味合いだったようです。

また、門松に松と竹が選ばれている理由は、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」と言われ、依代(よりしろ=神の宿る場所)が永遠に続く事を願っての組み合わせとのことで、また、木としても根強い繁殖力で、やせ地にもよく耐えて生き続けることから、「永遠」や「純心」などの象徴となっています。

あとちなみに、竹の節を斜めに切ってあるのもありますが、その切り口が「笑口」に似ている事から「笑う角に福来たる」と言われています。

子供たちから、昔から存在している事やモノに対して、これなんであるの?と聞かれ、答えられないものが増えつつあるなあと感じます。昔の風習のものを紐解いていくことも、次の世代に伝えることとして大事だなと思いました。

参考記事

門松(カドマツ)の由来

門松(カドマツ)は、新年の神様を招くという風習があるために飾られるもので、神様が私たちの家に降りてくるときの目印になります。